『きんしんかん:性加害のニワトリとたまご』

ある本がきっかけで、逃げるように東京に移住した日系アメリカ人の斎氣心。初めて心を開ける人に出逢うも、彼にDVをしてしまう。確執が長年ある母親のような自分に絶望した。原因は、母の「躾(暴力)」と女性ホルモンだと考え、低容量ピルYAZを服用したが、副作用で臨死した。古今東西の代替医療による精神治療を試行錯誤する中、幼児期に父親から受け始めた猥褻を自覚する。それでも問題が雪だるま化するため、両親に虐待の事実を問いただした。しかし己の被害を自他に明示できた瞬間、自分もきょうだいに性的加害をしていた記憶が蘇り...

2022-05-10から1日間の記事一覧

【5】呪いのメッセージ

明日、生理が終わるので、彼がいる私名義のアパートに行きたいと彼に伝えた。 彼は「だめ」だと言った。理由は、昨日の夜、私が彼氏にテキストで送った「呪い」のメッセージで疲れたからだという。 彼のいう呪いのメッセージとは、 確かに昨夜、私は絶望して…

【5】4歳でも父親からの強制わいせつに疑問を感じた私

私は物心つく頃から「自分が自分でない」ような感覚があった。 成長の過程でやりたくないことをしてしまう自分に困惑していた。 「本来の私は4歳の時、父親から性被害を受けた時に死んだんだ」と納得していた。 それでもモヤモヤしていたところ、私の事情を…