【25】今日の幸せに感謝
福井県で旅館を経営する友人から、炙り鯖寿司と、穴子の押し寿司を注文した。いつもご馳走してくれる大切な人の誕生日を祝うため。
その人は大概の物はお金を払えば手に入るほど稼いでいる。でも福井県の美味しい鯖寿司は東京でも、なかなか食べたくても食べられない、と鯖寿司好きな私は思う。それに、ここの鯖寿司は保存料も使用していなくて、一度食べて欲しいと前から思っていたので良い機会だ。
午前中着でお願いし、昼食に間に合うようその人に届けようと思ったけど、今日は雨。流石に外に出たくないから、明日の朝、届けることにした。
そして今日の昼、彼と一緒に自分たちの分を食べた。幸せだった。炙り鯖寿司 の、紫蘇とガリを忍ばせた鯖は、分厚くて全体の2/3ほどもあり、ご飯が足りないくらい。でも、穴子は薄めでご飯がたくさんあるし、甘いから、炙り鯖寿司と交互に食べると、実に相性がよく、永遠のループにハマってしまう。
私はやっぱり、旬で真心の込もったものを食べているときが一番、幸せを素直に感じることができるようだ。
アマゾンプライムビデオで『食べる女』と『日日是好日』を鑑賞した。登場人物たちの着物姿、生活空間に憧れる。