「やめて」・にげて・はなして。身内から子どもへの性犯罪:被害者から加害者になった私・犯免狂子が精神治療から学んだこと

4歳から父の猥褻・母の体罰が「愛情表現」と教わり、混乱の吐口としてきょうだいに性的・精神的な加害をしていことを治療中に自覚。3つの気づき:①家庭内で子どもへの性犯罪が、加害者の「無自覚」のうちに起きている。②性被害を否定することは、自己防衛本能が正常に作用しているからだが、否定し続けても苦しみは増す一方である。③被害を認めて精神治療を初めないと、被害者も「無自覚」のうちに自他を傷つけ加害者になってしまう可能性が高い。精神疾患「複雑性心的外傷後ストレス障害(C-PTSD)」歴35年以上。

【10】武蔵小金井の〈カレーパン〉

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カレーパン(武蔵小金井

武蔵小金井の地域に根ざしたパン屋で、「カレーパン」の概念を覆された。

 

「カレーパン」と言えば、カレー好きな私にとって、”近寄りたくても近寄りがたい”存在だった。

 

だってカレーパンを食べた後、100%の確率で胸焼けがするのが、毎度のオチだったから。

 

それを知っていても、たまに挑戦するんだけど、やっぱり後悔する。

 

でも......武蔵小金井にあるパン屋のカレーパンは「カレーパングランプリ」で金賞を受賞したと書いてある。初めて聞いた賞だけど、興味を掻き立てられるし、金賞だって、一昨年まで3年連続で受賞しているというではないか。カレーパンはどこにでもある惣菜パンだけど、こんなにアピールの強いカレーパンは初めてだ。

 

これは胸焼け覚悟で挑まないわけにはいかない。

 

(8時の開店時に入店したから、油も一番新鮮な状態で揚げてあるはず)と、油の質に敏感な私の胃袋に言い聞かせて安心させようとした。

 

ベーカリー内にはカフェもあり、南向きの窓がある2階の明るいイートインスペースで、カレーパンを一口。

 

噛み続けてもカリッ、カリッとする食感が長引くのは、揚げてから間もない証拠なのだろう。

 

中身のカレーは懐かしい感じというか、王道な味。

 

時間が経ってみないとわからないかもしれないけど、胸焼けする気配はない。

 

だいたい胸焼けする気配というのは食べた直後にわかるものだ。油の酸化したにおいに覚える違和感。今回はそれがない。

.........。

 

食べてから2時間が経過しても、全く胸焼けなし!腹痛もなし!

 

「カレーパン=胸焼け」という残念な方程式が「カレーパン=武蔵小金井」という新しい方程式を華麗に書き換えてくれた画期的な体験だ。

 

「カレーパンは苦手」な人も、「カレーパン大好き」な人も、一度は食べた方がいい。

 

私は食べてみて良かった。

 

(本当は「武蔵小金井の〇〇ベーカリー」という風に店舗名を書きたいけど、「感動したのでブログに書きたいんですけどいいですか?」と聞くのも恥ずかしくて、許可とってない。けどキーワードで検索したらすぐに出てくるし、私が知らなかっただけで、超有名なんだろうな)。

 

「私の概念を覆した食べもの」というテーマで記事を書く予定なのだけど、書きたいことがひとつ増えて嬉しい。

 

ごちそうさまでした!

 

陽当たりの良いイートインスペースで、こうやってゆっくり感想を書けたのも嬉しい!