【12】できたこと・感じたこと
今日も楽しい一日でした。
経理
朝食は、鴨汁で炊いたお粥。午前中は、義援金のための書類を作成。経理の仕事は、数字を計算したり書類を集めたりと、苦手なことが多く後回しにしてしまいがちだけど、少しづく進められると、地に足がついた感覚を覚えられるので達成感がある。
食い倒れ
南インドカレー
12時に友人と練馬区にある南インドカレー屋で待ち合わせ。海老のココナツカレーとサンバルのあいがけ、食後に洋梨とブルーチーズのデザート、温かいマサラチャイをいただいた。海老はまるで伊勢海老のようにブリブリで、感動した。なにを食べても美味しく、一食1,800縁で、かなり満足度の高いランチだった。さすが、食いしん坊の友人が勧めるだけのことはあった。久しぶりに満足のいく外食経験ができて、お腹だけでなく、心も満たされた。
パン
食いしん坊の友人はカレーだけでなくパン通でもあり、食後はベーカリーへ。国産小麦を使ったフランスパンなどが有名な店で、私も以前から気になっていたので、行けて嬉しかった。ギリシャのフェタチーズ入りのパンを買った。
京都のうどん
友人も食いしん坊で、私も食いしん坊。食いしん坊同士だから、話が面白いほど合うことが多い。話題が「京都のうどん」になれば、彼女は「山元麺蔵」と言うし、私は「おかきた」と言う。双方、隣同士にある有名なうどん屋さん。私たちはお互いに片方しか行ったことがないけれど、もう片方が気になっていた。そんなところも似ている。
低温焙煎のコーヒー
ティータイムは、カフェで一杯。小金井にあるコーヒーマニアの店主から低温焙煎による旨さを教わった友人の勧めで入った。そのカフェは、その店主から買っている豆を自家焙煎で、こだわりの強い店主唯一のオススメ店。駅近くの商店街の一角にあるシーシャバーとパン屋の間にある、夜はタコス店で昼に間借りをしているので、場所はわかりずらいが、そこがまたいい。「ガトーショコラのような」と言う謳い文句にそそられてインドネシアの中煎りのコーヒーをいただいたが、私好みだった。
15時半から17時半まで公民館の一室を借りて、ミーティング。気兼ねなく話せる場所を提供していただけるのはありがたい。
おでん
商店街をブラブラ歩いて、美味しそうなものを色々と物色。19時から開く立ち飲みおでん屋で腹ごしらえ。日本酒の出汁割りを初めていただいた。頼んだのは、つみれ、車麩、さつま揚げ、松山揚げ、とがんもどき。おでんの卵は黄身がボソボソして苦手だったが、半熟卵だと好みに合うことを知った。一人だと、夕飯に外食することは滅多にないのが、友人と付き合うことで、いい経験ができた。
本の新刊
家に帰ると本が二冊届いていた。一冊は、「厚切りジェイソン流お金の増やし方」。私が参考にしている両学長や、楽しく見ている中田敦彦のユーチューブ大学でお勧めされていて、目次を読んだ上で、詳しく読みたいと思った。
もう一冊は何だろう?と思って封を開けたら、コナリミサトさんの漫画「凪のお暇」の最新刊(9巻)だった。
『凪のお暇』9巻
アマゾンで予約注文していたことを忘れていた。サプライズ効果が相俟って、余計に嬉しかった。
実は私、これまで本は新刊をほとんど買わず、図書館や、コミックレンタル、古本屋やフリマアプリを利用していた。本もどんどん嵩張るため、なるべく所有したくないから、できれば図書館やレンタル。それに出費も馬鹿にならないし、経済が物を言う社会で「安いは正義」と思考停止になり易く、古本やフリマアプリに頼りがち。でも、作者や書店を応援したい気持ちがあるので、印税を払わないことに若干後ろめたさを感じていた。
ならば、絶対に応援したい漫画やまだ図書館で扱っていない新刊が今すぐにでも読みたいほど気になったら積極的に購入しようと思い、実行。
引き続き、手元に残さなくてもいいものと判断したものは手放す。フリマアプリに出品するなら、結果的には大差ないのかもしれないが、少なくとも私は、本を安く手に入れるためにお金を使っているのではなく、新刊のためにお金を使っていることになる。結局、古本市場の需要と供給に加担しているけど、私個人が「何にお金を使っているのか」ということに繋がるので、意識レベルで変化があると思う。
多分、「旬」の食材を「今」食べるのか、「加工」されたものを旬が過ぎた後に食べるくらいの違いがあるのではないだろうか。どちらを肯定し、どちらを否定する訳でもなく、それぞれ特有の「旨み」がある。私は本に関しては後者で、図書館や古本に頼り過ぎていたところがあるから、出版されたばかりの新刊をリアルタイムで愉しむという快感は新鮮だ。しかし、これは、なかなかいい。干物もいいけど、血合いが真っ赤な鮮魚の方に惹かれるような感覚に近い。
それもこれも「今すぐにでも読みたい」「続きが気になる」と思わせてくれる作品があるからできること。それは本当にありがたいことだと思う。
私は漫画や本をもっと好きになりたけけど、まだ「読書家」と自負できるほど数を読んでいなく、そのことを少々残念に思っている節がある。夢中になれる作品があまりないのは、読書の経験がまだ浅いからなんだと思う。
そんな中で、コナリミサトさんの『凪のお暇』は私の中でドストライク。黒木華さんが演じた実写版も大好きだった。ドラマは終わってしまったけど、原作の漫画が続いてくれていることは本当に嬉しいし、末永く続いて欲しい。
空気を読み過ぎてしまう現代の女性が抱える悩みを代弁してくれる主人公には共感するところが多く、現実世界にいたらすぐに友達になれる気がする。
作品が「恋愛ありき」ではなくて、一人の女性の成長の中に「恋愛もある」みたいなところも好き。男性陣の「不器用さ」も鋭く表現されていて、憎めないキャラ設定にも好感を覚える。新刊を読むのが楽しみ。