安楽死に生きる

「恵まれた家庭で特別な愛情を受けた」と思い込もうとしてきたが、実際は父の強制わいせつ等を4歳から受け始め、母からも体罰など受けていた。思い返せば幼児期からあらゆる精神症状が出ていたが、自覚し始めたのは20代後半。治療を続けるうちに「虐待」を徐々に認めることができた。すると私自身も弟に性的虐待等をしてきたことに気づいた。現在は、恋人を言葉の暴力や浮気などの裏切り行為で精神的に追い込むDV女(38)に豹変する始末。世の生き地獄で見つけた唯一の希望が「安楽死」。その日まで子供への性犯罪がない社会を想像・創造する

【16】できたこと・感じたこと

第一拠点にいる彼の元へ行く前にフリマアプリで売れた出品物を郵送。満月の効果か、4点売れたことは嬉しかった。

 

一方で先日、1ヶ月前に冷凍保存しておいた寒鰤が、食べた時にガス臭かったのは、冷凍焼けによって脂が酸化していたことが発覚。私は朝からその件で憂鬱だった。

 

魚屋さんに教えてもらって通り、みりんと醤油漬けにしておいたのに。「冷凍すれば正月まで数ヶ月は持つ」と言っていたのに。なぜ。うちの冷凍庫が古いからなのか。それにしてもショック。

 

カマ2つ、切り身3つ、結構な量だ。せっかく極上の天然の鰤を年末に食べるのを楽しみにしていたから、あっさり捨ててしまうことができなかった。

 

ネットで検索したら、「酸化したものを元どおりにすることはできない」と当然らしいことが書かれていたり、冷凍焼けしても塩水に着けたり、生姜やニンニクで味付けたり、揚げれば大丈夫」などと書かれていたり。結局、美味しく食べられるの?食べられないの?と、この答えを探るべく「あわよくば美味しく食べられる定」でネットに書かれていた臭み消しを試してみた。

 

ジップロック内で冷凍焼けした鰤のカマに塩を多めにかけて、水を注いだ。

 

でも結局、食べれないほどに劣化していたら、お昼のメインがなくなってしまう。昼前から冷凍焼けした鰤の救出に賭けるのはリスクが高すぎる。ということで、消費してしまいたかったベーコンのブロック、男爵芋とエリンギをニンニク油で炒めて塩胡椒。それにご飯と味噌汁。鰤のことがショック過ぎて、炒め物を作るときもイライラして、途中でニンニクを焦がしてしまった。私的にはワクワクしない主菜だったけど、食べてみるとなかなかいけた。

 

食事の後、冷凍焼け鰤の実験に引き続き取り掛かった。

 

ペーパータオルで水気を拭いて、ニンニク油で表面を焼いた。焼きすぎて焦げた。けど、これが功を期したよう。というのは、カマの表面の焦げた部分は酸化した味を拭いきれなかったけど、焦げていない中の方の身はとても美味しかったから。焦げた表面を取り除いたら、味見しながらと言いつつ箸が止まらないほど美味しかった。冷凍焼けは表面に止まっていたということらしい。極上の鰤がまるまるダメになったわけではなくて本当によかった。

 

やっぱり数ヶ月間の冷凍は、いくら魚屋さんに勧められても、うちは1ヶ月を限度に食べてしまおう。魚屋さんは業務用のいい冷凍庫をきっと使っているんだろう。

 

もともと冷凍保存って、冷凍焼け意外にも、食べ忘れや、解凍時間や、ドリップの問題など、あんまり得意な保存方法ではなかった。

 

でも、最近ハマっているユーチューバーさんは冷凍保存とレンジを華麗に活用していて、感心する。

 

私も適度に手を抜きながら美味しい料理を食べたいので、真似させていただきます。

 

夜勤明けの彼は目をショボショボさせながら、趣味のゲームも珍しくほとんどしないまま、18時にはベッドに入った。

 

部屋は煙でいっぱいになってしまっていたから、私は、換気扇を強でつけておいた。そのおかげで、大通り沿いにあるアパートから聞こえる自動車の騒音が揉み消され和らいでいた。それにしても寝るには、換気扇の音が大き過ぎたので、弱くしてから、私も第二拠点に帰らず、そのまま寝ようとした。でも換気扇が弱いと今度は外の騒音が揉み消されないまま、換気扇も音も確実に聞こえるので、私は眠れなかった。彼はいつになくスヤスヤ寝ていた。

 

私が第一拠点から第二拠点に重点を移したのは、この騒音が極め付けだった。寝れないということは、故障したケーブルでスマホを充電しようとするようなもの。一見、充電しているように見えても、バッテリーは減る一方。そんな状態が何日も何ヶ月も何年も続いて、正気でいられる方が凄いと思う。彼はその環境でも問題ないらしいが、実際問題、私が鬱になったり、イライラしたり、気が狂ってしまったり、回り回って彼にも影響が及ぶ。

 

換気扇を回せば寝られるかもという淡い期待も外れ、私があの部屋で熟睡することは、やはり、できなかった。