「やめて」・にげて・はなして。身内から子どもへの性犯罪:被害者から加害者になった私・犯免狂子が精神治療から学んだこと

4歳から父の猥褻・母の体罰が「愛情表現」と教わり、混乱の吐口としてきょうだいに性的・精神的な加害をしていことを治療中に自覚。3つの気づき:①家庭内で子どもへの性犯罪が、加害者の「無自覚」のうちに起きている。②性被害を否定することは、自己防衛本能が正常に作用しているからだが、否定し続けても苦しみは増す一方である。③被害を認めて精神治療を初めないと、被害者も「無自覚」のうちに自他を傷つけ加害者になってしまう可能性が高い。精神疾患「複雑性心的外傷後ストレス障害(C-PTSD)」歴35年以上。

【19】

朝7:40目覚めた。昨日はちゃんと熟睡できた。

 

映画『彼女がその名を知らない鳥たち』の続きを見て、最後、不可解だった全てのことが明らかになった時に、涙が流れた。以後、ネタバレ注意。彼女は愛していた男から頼まれて、男の自由を経済的に掴んでいる老人に身体を許し続けた。そんな彼女はとうとう男を刺し殺してしまう。しかし彼女はあまりのショックから男を殺したことを忘れてしまう。そんな彼女を助けたのは、彼女の世話を焼いている男性。しかし、彼女は愛していた男を忘れることができなくて、自分を助けてくれた男性のことを下品だなどと言って煙たがっていた。

 

このストーリーに、私自身のストーリーに重なるところがある、となんとなく思った。私は掃除が苦手な彼のことを「汚い」ということがある。それに、彼のできないところを見つけては批判し不満をぶつける。私は、自分にはもっと相応しい人がいるのではないだろうか(彼にも然り)と思っていて、ある日、その「相応しい男」と出会う。男には彼氏がいることを話し、彼にも男に出会ったことを話し、彼公認の浮気をする。彼は初めは「僕たちの関係の方が深いから心配していない」と言い、私は彼の器の大きさに惚れ直していた。一方で、出会って間もない男に対しトキメキを久しぶりに感じていた。私は男に彼氏がいることを伝えていて、初めのうち男は問題提起をしなかったのに、次第に彼氏に対してやきもちを焼き、男は私に対して暴力的になっていった。そして私は男の中に「自分の父親」を見た。器用で頼り甲斐があるが、男尊女卑で自分の都合が悪くなると手のひらを返す、言葉と行動が伴わない卑怯者。私の彼氏は、不器用で頼りないところがあるが、言葉と行動が伴っている。何より、私の言動がどんなにおかしくても、一人の人間として受け入れてくれる。私はそんな愛情を受けたことがなかったので、彼のことを信じられなかった。でも、自分を尊重してくれる彼といると心地が良い。浮気をしてみて改めてわかったのは、彼は私のことを好きでいてくれて、私も掛け替えのない彼が大好きだということ。代償としては、彼は女性不信になり、私のことを信用できなくなった。それは当然だし、仕方のないことだ。私は自分自身と彼のことをこれまでにないほど大切にすると誓った。私自身が愛せなかった自分を彼は見捨てないでくれた。私にとって最高な人だということがわかった。彼には感謝しかない。そんなはずなのに、ストレスがたまると、彼に当たってしまう。ならばストレスを発散する術を身につけるのみ。

 

朝、パリパリの海苔に余ったごはんと惣菜を乗せ、美味しくいただいた。玄米の餅に手作りの甘酒をかけてデザートに。カフェオレも入れた。全てが美味しい。

 

シャワー浴び、洗濯。

 

昼食:

ライスヌードル(キクラゲ、人参、大根)

ブロッコリーニンニク炒め

南瓜サラダ(玉ねぎ、マヨ)

 

掃除機をかけた。掃除機は重いし嵩張るが、ちゃんと埃を吸い取ってくれた。棕櫚箒を新調しようと思っていたが、良い品質のものが予算内では売られていないので、途方に暮れていたが、しばらくは掃除機に頼ろうと思う。

 

三年番茶を300g買った。届くのが楽しみだ。