『きんしんかん:性加害のニワトリとたまご』

ある本がきっかけで、逃げるように東京に移住した日系アメリカ人の斎氣心。初めて心を開ける人に出逢うも、彼にDVをしてしまう。確執が長年ある母親のような自分に絶望した。原因は、母の「躾(暴力)」と女性ホルモンだと考え、低容量ピルYAZを服用したが、副作用で臨死した。古今東西の代替医療による精神治療を試行錯誤する中、幼児期に父親から受け始めた猥褻を自覚する。それでも問題が雪だるま化するため、両親に虐待の事実を問いただした。しかし己の被害を自他に明示できた瞬間、自分もきょうだいに性的加害をしていた記憶が蘇り...

【16】餃子、何個食べる?私は18個で満足

昼食に餃子18個食べて、満足した。餃子を控え気味に10個だけ食べると毎回、欲求不満になっていて、それは明らかに足りていないサインだと要約気づいた。「足るを知る」という言葉は好きだけど、臨機応変に生きないと。

 

昼食を腹八分目に控えようとしているのは、食べ過ぎて食後に眠くなるのを防ぎたいから。でも15分くらいの昼寝は夜の数時間に匹敵するほど効率の良い睡眠法ともいう。

 

とにかく、餃子は18個くらい食べれば満足いくということがわかってよかった。実は昨日、知恵袋で調べたんだ。みんな何個くらい食べるんだろうな〜?って。「二、三十個」っていう人がいて、「そうだよね〜!」って安心した。

 

実家で暮らしていた二十歳までは、お腹を壊すまで食べていたので、その時に食べていた量は参考にならないと思って。当時は今より感覚が麻痺していた。

 

夕飯は毎日のように、お腹を壊すまで食べて、二階のトイレに駆け込み、正露丸を飲みながら下痢をしていた。「母親の作るご飯が美味しいからだ」と思っていたけど、そんなに生やさしい話ではなかったと、今は思う。

 

幼児期から居心地の悪い家庭で、幸せなフリをしていた私は、その矛盾を自分の中でどう処理していいか分からなかったのだ。そう思うと腑に落ちるものがある。

 

「美味しい」という幸せな要素を摂りすぎるこどで「腹痛」という苦しみを味わう。私の人生観そのものだった。

 

「なんで幸せなはずなのに、毎日こんなに苦しいの?」と潜在意識が私に問いかけていたように思う。

 

その問いを正しく答えてしまったら、家族が倒壊し、私は精神的だけでなく、物理的にも居場所を失うような気がしていた。