『きんしんかん:性加害のニワトリとたまご』

ある本がきっかけで、逃げるように東京に移住した日系アメリカ人の斎氣心。初めて心を開ける人に出逢うも、彼にDVをしてしまう。確執が長年ある母親のような自分に絶望した。原因は、母の「躾(暴力)」と女性ホルモンだと考え、低容量ピルYAZを服用したが、副作用で臨死した。古今東西の代替医療による精神治療を試行錯誤する中、幼児期に父親から受け始めた猥褻を自覚する。それでも問題が雪だるま化するため、両親に虐待の事実を問いただした。しかし己の被害を自他に明示できた瞬間、自分もきょうだいに性的加害をしていた記憶が蘇り...

【5】呪いのメッセージ

明日、生理が終わるので、彼がいる私名義のアパートに行きたいと彼に伝えた。

 

彼は「だめ」だと言った。理由は、昨日の夜、私が彼氏にテキストで送った「呪い」のメッセージで疲れたからだという。

 

彼のいう呪いのメッセージとは、

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確かに昨夜、私は絶望していた。

そんな時に彼に連絡したのがいけなかったんだ。

私は彼に甘え方がわからない。

負担をかけてしまう。

人との関わり方がわからない。