「やめて」・にげて・はなして。身内から子どもへの性犯罪:被害者から加害者になった私・犯免狂子が精神治療から学んだこと

4歳から父の猥褻・母の体罰が「愛情表現」と教わり、混乱の吐口としてきょうだいに性的・精神的な加害をしていことを治療中に自覚。3つの気づき:①家庭内で子どもへの性犯罪が、加害者の「無自覚」のうちに起きている。②性被害を否定することは、自己防衛本能が正常に作用しているからだが、否定し続けても苦しみは増す一方である。③被害を認めて精神治療を初めないと、被害者も「無自覚」のうちに自他を傷つけ加害者になってしまう可能性が高い。精神疾患「複雑性心的外傷後ストレス障害(C-PTSD)」歴35年以上。

【16】『先生、私の隣に座っていただけませんか?』

映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』*1を観て感動した。

 

夫の浮気を知った後の主人公・佐和子。その冷静さには見習いたいものがある。私は怒りと悲しみで冷静さを保てず、佐和子のように上手に復讐できなかった。

 

物語の最後には清々しさを覚え、スカッとする。

 

私もこれまで私を裏切ってきた父親をはじめとする憎らしい男たちに復習したい気持ちがある。それを実行に移す時は、佐知子を参考にさせてもらおうと思った。

 

男たちから散々傷つけられてきた私もまた、人を裏切り傷つける人間になってしまった。その一例として、彼氏がいながら何度も浮気をした。私もいつ、彼から復習されてもおかしくない身だ。覚悟しておかないといけない。

 

それにしても黒木華さんの安定感のある自然な演技はいつもても素晴らしい。黒木さんが出演している作品はいろいろ拝見しているが、どれもいい。それは彼女が出演しているからなのだと思う。「私、演じていますっっ」感がゼロだから、安心して作品に集中できる。

 

映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』はAmazon Primeビデオで視聴した。

*1: