「やめて」・にげて・はなして。身内から子どもへの性犯罪:被害者から加害者になった私・犯免狂子が精神治療から学んだこと

4歳から父の猥褻・母の体罰が「愛情表現」と教わり、混乱の吐口としてきょうだいに性的・精神的な加害をしていことを治療中に自覚。3つの気づき:①家庭内で子どもへの性犯罪が、加害者の「無自覚」のうちに起きている。②性被害を否定することは、自己防衛本能が正常に作用しているからだが、否定し続けても苦しみは増す一方である。③被害を認めて精神治療を初めないと、被害者も「無自覚」のうちに自他を傷つけ加害者になってしまう可能性が高い。精神疾患「複雑性心的外傷後ストレス障害(C-PTSD)」歴35年以上。

1) 罪を償う:やりたくないことはやらない

私は罪を犯した。またもや罪を犯してしまった。

 

私は交際12年の彼氏と自分をも裏切った。別の男と一線を超えた。しかも、やりたかった訳ではなく、癖でやった。立たない男をへの哀れみの念からやった。彼氏との関係への絶望感と悲しみに蓋をするためにやった。性行為の時に出てくる自分じゃない感覚でやった。

 

やりたくてやった訳ではない、というところが癖モノだ。やりたくてやったならまだ反省しやすいが、やりたかった訳ではないとくると厄介だ。やりたくないことをやった自分を反省しないとならないからだ。

 

やりたくないことをやる自分を、そもそも自分だと思うことが難しい。でも、やりたくないことをやる癖は昔からあった。ほとんどのことにおいて、やりたくないのにやってきた。やらざるを得なかった。

 

これからは、「やりたくないことは、やらない」と同時に「やりたいことをやる」癖をつけよう。