2022-06-18 16) メモ:『「ザ・レイプ・オブ・南京」を読む』 メモ: 「しかし、日本が戦争の時期に他国に敷いた多くの損害を正面から見ようとせず、非外国からの要求、あるいは被害者からの要求から目をそらし、あるいは黙殺して、自らを美化しているのではないかという不満、疑問は、深層心理の最表層に近いところにあり、ちょっとしたきっかけで表に出てくることが往々にしてあった。したがって、アメリカ生まれの華人アイリス・チャンが、第二次世界大戦における日本の戦争犯罪を問い直す作品を世に問い、アメリカで支持されているという話が伝わってきたときには、私の心理はほぼ全面的に、その動きを理解することができたのである。」 p.9 「ザ・レイプ・オブ・南京」を読む 作者:巫 召鴻 同時代社 Amazon