「やめて」・にげて・はなして。身内から子どもへの性犯罪:被害者から加害者になった私・犯免狂子が精神治療から学んだこと

4歳から父の猥褻・母の体罰が「愛情表現」と教わり、混乱の吐口としてきょうだいに性的・精神的な加害をしていことを治療中に自覚。3つの気づき:①家庭内で子どもへの性犯罪が、加害者の「無自覚」のうちに起きている。②性被害を否定することは、自己防衛本能が正常に作用しているからだが、否定し続けても苦しみは増す一方である。③被害を認めて精神治療を初めないと、被害者も「無自覚」のうちに自他を傷つけ加害者になってしまう可能性が高い。精神疾患「複雑性心的外傷後ストレス障害(C-PTSD)」歴35年以上。

19) 弟から会おうと誘われパニック 電話相談

弟から「今週末会える?」かと聞かれ、どう返事をしたらいいか迷っている。

 

数ヶ月前も誘いを断ったから、今回も断ればいいかもしれないけど、何回も繰り返したら弟が心配するのはわかっている。私は心配させたくない。

 

先日、もう一人の弟に久しぶりに電話で話をした際、弟が私の近況報告を聞いてきた。私は躊躇したが、「安楽死をすると決めてから希望を持てている」と伝えた。弟は私の「気持ちは否定しないが、飲み込むのは難しい」と返答。私は話すタイミングを早まったかと反省した。

 

このことを彼氏に話すと彼氏は「弟に安楽死の話をするのはよくなかったと思う」と言った。私にとって精一杯の希望の話をしても、他人を暗い気持ちにさせてしまう。いつものパターンではあるが。

 

こんな私がもう一人の弟にあって近況のことを聞かれたら私はなんて答えればいいのだろう。自分の感情に嘘をついて今までみたいに無駄に明るくしたくない。自分の感情に蓋をした分だけ、その感情が怒りとなって彼氏に八つ当たりしてしまうから。

 

あーどうすればいいのだろう。人に会うのが辛い。断るのも辛い。