「やめて」・にげて・はなして。身内から子どもへの性犯罪:被害者から加害者になった私・犯免狂子が精神治療から学んだこと

4歳から父の猥褻・母の体罰が「愛情表現」と教わり、混乱の吐口としてきょうだいに性的・精神的な加害をしていことを治療中に自覚。3つの気づき:①家庭内で子どもへの性犯罪が、加害者の「無自覚」のうちに起きている。②性被害を否定することは、自己防衛本能が正常に作用しているからだが、否定し続けても苦しみは増す一方である。③被害を認めて精神治療を初めないと、被害者も「無自覚」のうちに自他を傷つけ加害者になってしまう可能性が高い。精神疾患「複雑性心的外傷後ストレス障害(C-PTSD)」歴35年以上。

性被害xサイケデリック療法のポッドキャスト「Inside Eyes」

性犯罪による心的外傷(トラウマ)をサイケデリック精神療法で癒している人をインタビューするポッドキャスト「Inside Eyes(インサイド・アイズ)」。現代社会が抱えている性暴力やサイケデリックス療法の問題など、日本ではまだ話題にもあがってもいないが、私が日々危惧している課題について自由に語られている。

 

昨今「サイケデリックルネッサンス」と持て囃されるほど、欧米では精神疾患サイケデリックスで治療することがブームになりつつある。アメリカでは大麻の後を追うように法律が日進月歩で改正されているし、米国は研究のために多額のお金を助成している。その一方で、サイケデリックス医療の現場でも、性暴力のニュースも絶えない。

 

精神治療にサイケデリックスが有効であるという臨床結果は否定できないが、セラピストが患者に性行為をしてさらなるトラウマを加えていては元も子もない。

 

なので、サイケデリック療法の非犯罪化・合法化をする前に、「大人も子供も性教育を学ぶことが必要不可欠だ」というのが私の主張だ。

 

サイケデリックス関連の議論では、サイケデリックスがどれほど有効かという話題が目立つが、その裏で結局、虐げられてきた人々(子供・女性・黄色人種貧困層)の人権を尊重するという問題の根本についての進歩は依然として遅れている。

 

「Inside Eyes」 からはこのような問題点も挙げる数少ないメディアの一つとして重要だ。

 

インタビューアーはソマティック・サイコセラピスト(身体心理療法のセラピスト)Laura Mae Northrup(ローラ・メイ・ノースロップ*1

 

Inside Eyes

Inside Eyes

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