『きんしんかん:性加害のニワトリとたまご』

ある本がきっかけで、逃げるように東京に移住した日系アメリカ人の斎氣心。初めて心を開ける人に出逢うも、彼にDVをしてしまう。確執が長年ある母親のような自分に絶望した。原因は、母の「躾(暴力)」と女性ホルモンだと考え、低容量ピルYAZを服用したが、副作用で臨死した。古今東西の代替医療による精神治療を試行錯誤する中、幼児期に父親から受け始めた猥褻を自覚する。それでも問題が雪だるま化するため、両親に虐待の事実を問いただした。しかし己の被害を自他に明示できた瞬間、自分もきょうだいに性的加害をしていた記憶が蘇り...

23) 「お金も愛もないまま死ぬ覚悟」

「愛も金もいらない」

「愛も金もないまま人間の基本なんじゃないかな」

成田悠輔

 

六本木辺りではお金ある人たちがマウントを取り合っていてつまらないが、足立区とか台東区にいる人たちの話を聞いていると悲惨な話が聞こえてくるという成田悠輔氏。

 

「親の遺産が150万だけ残って、それを奪い合って兄弟が血みどろの戦いを繰り広げるそういう話ばっかり」

 

「聞いていると、人間っていうのはやっぱりお金も愛も手に入らないまま悲惨なまま死んで行くんだなって覚悟が決まる感じで。......しっかり覚悟を決めないといけないって思う」

 

これに対してギャルは

「ぜったい渋谷に出た方がいいっす。渋谷に行きましょう!」

 

軽い。なんて楽観的な言葉を発することができるギャルたちの幼さが羨ましいような、危なっかしくて不安になるような複雑な心境になる。

 

成田さんの話は、人生の酸いも甘いも経験している人の言葉だけあって深みや重みを感じられ、ギャルたちにも自己防衛のために知っておいてほしい現実的な感覚をお持ちだ。

 

ここにいるギャルたちは、愛する家族がいるかなり恵まれた環境で育ったようで、それは本当におめでたいことだと思う。

 

ただ、そういう恵まれた人ばかりではないということを知らないと、いずれ搾取されてしまいそうで怖い。

 

傷つく前に、既に傷ついている人の経験から学び、人の痛みに寄り添える共感力を育ながら、自己防衛できる人間に成長することを切に願う。

 

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