性犯罪者・加害者としてどう生きれば(未)
私は、4歳から性被害者になった後、性加害者にもなった。
30代後半になっても性被害を受けるし、彼氏への暴言を止めることが難しい。
私を加害者にしたのは、紛れもなく、幼児期から続いた両親からの虐待だが、私以外の人間が聞いたらそれはただの「言い訳」と捉えられるだろう。
例え、万人が私を許してくれたとしても、私自身が自分を許せない。
社会は私を守ってくれなかったくせに、虐待への正常な反応から私が精神障害者になって、他人を傷つけることしか知らなくても、その責任は「私」が追わされる。社会全体・人類が積み重ねてきた歴史の責任を私個人が負わされる。
このことを電話相談員に話した。
「カウセリングを受けているか」と聞かれ、
「経済的な理由でいけていない」と説明したが「それは通院しないための言い訳」だと思った。
通院して少しでも「回復」しても、その先に「絶望」が待っているなら、頑張って通院する意味なんてないだろうという声が私の中にある。
ということは、私のカウンセリングの目的は回復ではない。
私の目的は、安楽死をするまでに、これ以上、身近な人に加害をしないで済む精神状況でいること。
社会とか、未来とか、子供たちの将来のためとか、そんなデカイ話をしている場合じゃない。
私は私自身の状況をどうにかしないとならない。