【9】ジャケ買いしたレトルトカレー
インスタントカレーを積極的に買うようになって気づいたのは、パッケージが魅力的なものが多いということ。
今回は、とにかくパッケージのデザインに惹かれて思わずジャケ買いしたレトルトカレーを紹介します。
国立薬膳カレー
イラストのタッチがまるで絵本。
同シリーズのやさい・ビーフ・ポーク版はいずれもメルヘン。「ラード、小麦粉、増粘剤、甘味料、化学調味料、着色料、不使用」の徹底ぶりも有難い。
珊瑚礁
カレー感皆無で洗練されたインパクトは、フェアトレード・チョコのパッケージを彷彿させる。同シリーズのホタテ、ビーフ、ポーク版は各々別の貝殻がモチーフになっていて、珊瑚礁本店がある鎌倉のヴァイブレーションを放っている。
ボンカレー
懐かしさを感じさせるレトロな趣と「箱ごとレンジ」という現代技術を兼ね備えた侮れないデザイン。1968年に発売された世界初の市販用レトルトカレー「元祖ボンカレー」の歴史の歩みを感じられる一箱。
大井肉店
「明治4年に神戸で創業。以来高級和牛の専門店として、現在する日本最古の牛肉店」大井肉店のシリーズは、和服を纏ったビーフカレー(長女)、ハヤシビーフ(次女)、ビーフキーマ(三女)の精が上目遣いで誘惑してくる設定。
と思いきや、三女は媚びることができないタチのようです。
伊勢丹三越THE FOOD
背景のビンテージのような色褪せ感とフューシャピンクの差し色が、カレーに散りばめられたとレッドペッパーベリーを引き立てる。
落ち着いた背景色と鮮やかなアクセントの色が、ルーを引き立て食欲をそそる。
つづく