「やめて」・にげて・はなして。身内から子どもへの性犯罪:被害者から加害者になった私・犯免狂子が精神治療から学んだこと

4歳から父の猥褻・母の体罰が「愛情表現」と教わり、混乱の吐口としてきょうだいに性的・精神的な加害をしていことを治療中に自覚。3つの気づき:①家庭内で子どもへの性犯罪が、加害者の「無自覚」のうちに起きている。②性被害を否定することは、自己防衛本能が正常に作用しているからだが、否定し続けても苦しみは増す一方である。③被害を認めて精神治療を初めないと、被害者も「無自覚」のうちに自他を傷つけ加害者になってしまう可能性が高い。精神疾患「複雑性心的外傷後ストレス障害(C-PTSD)」歴35年以上。

解離性障害DIDと性被害

子どもへの"愛撫"が暴力である理由(実体験)

私は4歳の時に父親から性器を触られ、非常に気持ち悪かったものの、それが「愛情表現だ」と思い込まされ、自分でも気持ち悪いほど「お父さん子」になりました。そんな私は悪化する精神疾患の治療の過程で、父親から体を侵害されたうえに、その時に覚えた感情…

6)「本当に好きなのかわからない」親密な人間関係における強迫症「ROCD」

「恋人のことは好きだし、かけがえのない存在だと思っている」 「だけど本当に好きなのかどうかはわからないし、このまま付き合っていていいのかもわからない」 こんな相反する感情によるモヤモヤを12年以上、私は抱えてきました。 更に、この不安を払拭する…

28 モヤモヤ解消:市の悩み相談に電話

私の今朝の悩み: 友達からのメッセージ: 複雑になる理由: 相談員の回答: 回答を受けた私の気持ち: 今日の発見: 友達への返信: 私の今朝の悩み: 尊敬している友人から、有難いメッセージが届いたものの、複雑な気持ちになって、返信に困ったため、市…

27「危機感」を忘れないために「記憶」はある

自分と共通点が多い、太宰治。彼のドキュメンタリー*1で作家としての生活について観ていると、突然、私自身が小学校生の時から「なんとなく気になっていたこと」を思い出した。 それは、挿絵の絵本を同級生の女子と二人で作っていた時のこと。主人公の女子二…

【26】自己防衛反応「4F」:ファイト・フライト・フリーズ・フォーン

人は恐怖体験や過度なストレスに直面すると生存本能として少なくとも4つの反応(The 4Fs)*1をすることがわかっています: ・Fight (ファイト:闘う) ・Flight(フライト:逃げる) ・Freeze(フリーズ:凍りつく) ・Fawn(フォーン:主体性を失う等) 私…

『犯免狂子』

『きんしんかん:キケンなのは家の外だけですか?』 4歳以降、父親から受け始めた強制わいせつ等が「愛情表現だ」と洗脳され続けた著者・斎氣意が、大切な人を虐待してしまう精神病と闘いながら、安楽死へ向かう道のりを綴る自伝的コミックエッセイ及びセル…

22 ネーム描き始めた

斉氣心の自伝 『キケンなのは家の外ですか?』 4歳の時から父親に強制わいせつ等をされ始めた記憶を封印しきれない著者・斉氣心が、大切な人を虐待してしまう己の精神病と闘うことで生き地獄からの再生を試みながら、安楽死へ向かう道のりを綴る自伝的コミッ…

20 きょうだいに性加害を犯し続けた私

私は近親姦の加害者:弟へ性的侵害 弟の性器に初めて触れて驚く 「ク○ヨンしんちゃん」のマネ 性的侵害がますます暴力的に 問題行動 弟の性器に初めて触れて驚く 私より2歳下の弟は幼児期、よく下半身を丸出しにして走り回っていた。 当時はそのことを疑問に…

【6】推定4歳時に受けた父親からの強制わいせつ(フラッシュバック注意)

フラッシュバック注意(気持ち悪くなった読み進めず、深呼吸して内観してください) 私が両親の寝室のベッドで両親の間で就寝中、不快感を覚えて目が覚めたら、パンツの中に父の手が入っていて、私の陰阜を撫でていた。 父は寝ぼけているのだろうか? と私は…

【5】4歳でも父親からの強制わいせつに疑問を感じた私

私は物心つく頃から「自分が自分でない」ような感覚があった。 成長の過程でやりたくないことをしてしまう自分に困惑していた。 「本来の私は4歳の時、父親から性被害を受けた時に死んだんだ」と納得していた。 それでもモヤモヤしていたところ、私の事情を…

【4】『女子高生に殺されたい』とDID

古屋兎丸さんの漫画『女子高生に殺されたい*1』で、精神疾患「解離性同一性障害(Disassociative Indentity Disorder、以後DID)」が扱われているが、私はこの部分に興味がある。 「自分が殺されることに性的興奮を覚える性的嗜好「オートアサシノフィリア(…

【3】「聴覚過敏」x「解離症」x「PME」

私は音に過敏に反応する「聴覚過敏症」を自覚し始めているが、以前はそうでもなかった。このような自覚の変化が起きている原因は「解離症が回復してきている証拠だ」とという結論に至った。解離とは「意識や記憶などに関する感覚をまとめる能力が一時的に失…

【20】鬱なのに元氣に振る舞ってしまう「躁的防衛」からの脱却

「あなたは鬱じゃないと思う」と知人から何度か言われたことがモヤモヤしていた。その原因について考えていたら「躁的防衛」という言葉を知り、少しスッキリした。「躁的防衛とは、悲しみに直面するのを避けるべく、自分を常に躁状態(ポジティブでハイテン…

田房永子さんの『キレる私をやめたい』とゲシュタルト療法の効果

彼氏にキレてDV・モラハラを辞めるために、母親への怒りを解消したい。 私はこういう想いで、田房永子さんのコミックエッセイ『キレる私をやめたい〜夫をグーで殴る妻をやめるまで〜』を2018年に読み、ゲシュタルト・セラピーのことを知り、ワークショップと個…

私は子どもの時に父親から性被害を受けたのか?検証

【検証:幼児期の近親姦被害】 幼児期以降に覚えた近親姦被害の記憶を辿りながら、30年以上言葉にならなかった自分の気持ちを表現し、自分らしい人生を歩むための記録です。初めての被害当時に推定年齢4歳の自分に何が起きたのか、その記憶を裏付ける証拠は…

⚠︎『セックス依存症』と性的虐待との関係

【感想】「したくもないのにセックスをしてしまう」のは親からの性的虐待が原因だった 斎氣心 『セックス依存症』斎藤彰佳(著) 「自分もセックス依存症かもしれない......」と私が初めて思い始めたきっかけは、漫画家・津島隆太さん。AbemaTVの変わる報道…