『きんしんかん:性加害のニワトリとたまご』

ある本がきっかけで、逃げるように東京に移住した日系アメリカ人の斎氣心。初めて心を開ける人に出逢うも、彼にDVをしてしまう。確執が長年ある母親のような自分に絶望した。原因は、母の「躾(暴力)」と女性ホルモンだと考え、低容量ピルYAZを服用したが、副作用で臨死した。古今東西の代替医療による精神治療を試行錯誤する中、幼児期に父親から受け始めた猥褻を自覚する。それでも問題が雪だるま化するため、両親に虐待の事実を問いただした。しかし己の被害を自他に明示できた瞬間、自分もきょうだいに性的加害をしていた記憶が蘇り...

【2】ゴーラー一族の近親姦に関する本『On South Mountain』

代々近親姦を続けたゴーラー族について書かれた洋書『On South Mountain: The Dark Secrets of the Goler Clan』を1日弱で読んだ。

 

先日見たCBCドキュメンタリー「The Goler Clan」には、保護された子供達の未来が明るく語られていたことに違和感を覚えた。より詳しく書かれた本を読むと案の定、保護された後も多大な苦悩を経験していたようだ。差別や虐待を受け続ける者もいて、身元を隠している人も多かった。一族の中で最も賢かったDonner Goler(仮名)はその後、児童虐待に関連する法改正を行う活動家になった。