「やめて」・にげて・はなして。身内から子どもへの性犯罪:被害者から加害者になった私・犯免狂子が精神治療から学んだこと

4歳から父の猥褻・母の体罰が「愛情表現」と教わり、混乱の吐口としてきょうだいに性的・精神的な加害をしていことを治療中に自覚。3つの気づき:①家庭内で子どもへの性犯罪が、加害者の「無自覚」のうちに起きている。②性被害を否定することは、自己防衛本能が正常に作用しているからだが、否定し続けても苦しみは増す一方である。③被害を認めて精神治療を初めないと、被害者も「無自覚」のうちに自他を傷つけ加害者になってしまう可能性が高い。精神疾患「複雑性心的外傷後ストレス障害(C-PTSD)」歴35年以上。

【18】Incest: Origin of the Taboo

f:id:twilighthues:20220312182150j:image近親姦タブーの起源について書かれた洋書『Incest: Origin of the Taboo』アメリカのAmazonから取り寄せるために購入した。

2013年に『インセスト 近親交配の回避とタブー』という題名で和訳されているようだ。

近親相姦の禁止はなぜ社会に出現したのか、近代社会学の諸理論を再検討し、解明に挑む。人間の祖先である類人猿は、核家族を単位とする社会を構築したが、一方で近親相姦を回避する本来の機能を失う。そこで機能補完のために文化的に禁止する必要が生じたという

日本語版は上智大学の図書館でも読めるようだ。