『きんしんかん:性加害のニワトリとたまご』

ある本がきっかけで、逃げるように東京に移住した日系アメリカ人の斎氣心。初めて心を開ける人に出逢うも、彼にDVをしてしまう。確執が長年ある母親のような自分に絶望した。原因は、母の「躾(暴力)」と女性ホルモンだと考え、低容量ピルYAZを服用したが、副作用で臨死した。古今東西の代替医療による精神治療を試行錯誤する中、幼児期に父親から受け始めた猥褻を自覚する。それでも問題が雪だるま化するため、両親に虐待の事実を問いただした。しかし己の被害を自他に明示できた瞬間、自分もきょうだいに性的加害をしていた記憶が蘇り...

【18】Incest: Origin of the Taboo

f:id:twilighthues:20220312182150j:image近親姦タブーの起源について書かれた洋書『Incest: Origin of the Taboo』アメリカのAmazonから取り寄せるために購入した。

2013年に『インセスト 近親交配の回避とタブー』という題名で和訳されているようだ。

近親相姦の禁止はなぜ社会に出現したのか、近代社会学の諸理論を再検討し、解明に挑む。人間の祖先である類人猿は、核家族を単位とする社会を構築したが、一方で近親相姦を回避する本来の機能を失う。そこで機能補完のために文化的に禁止する必要が生じたという

日本語版は上智大学の図書館でも読めるようだ。