「やめて」・にげて・はなして。身内から子どもへの性犯罪:被害者から加害者になった私・犯免狂子が精神治療から学んだこと

4歳から父の猥褻・母の体罰が「愛情表現」と教わり、混乱の吐口としてきょうだいに性的・精神的な加害をしていことを治療中に自覚。3つの気づき:①家庭内で子どもへの性犯罪が、加害者の「無自覚」のうちに起きている。②性被害を否定することは、自己防衛本能が正常に作用しているからだが、否定し続けても苦しみは増す一方である。③被害を認めて精神治療を初めないと、被害者も「無自覚」のうちに自他を傷つけ加害者になってしまう可能性が高い。精神疾患「複雑性心的外傷後ストレス障害(C-PTSD)」歴35年以上。

【16】「瀬谷駅女子高生飛び込み自殺配信」と「安楽死」への決意

近親姦の歴史について書かれた洋書「Incest: Origins of the Taboo*1を読書中、ある女子高生の飛び降り自殺のことを突然、思い出した。そのことについてブログに意見を書いた時、女子高生に共感しつつも、私は敢えて生きることで「魂を癒す」実験をする姿勢でいた。そして2ヶ月後、別の動画「8歳の息子に強制性交等を犯した母親の想い」を見た時、元々あった「安楽死」願望が再び降りてきた。今は、無駄に長生きすることには興味がなく、死ぬための事前準備をする日々を過ごしている。

 

瀬谷駅女子高生飛び込み自殺配信

 

横浜市瀬谷区で2020年2月18日午前6時50分、高2の女子学生(17)が相鉄線瀬谷駅に飛び降り自殺する瞬間をTwitterで動画配信したというニュース。

 

私はこれを知った時、直感的に「性的虐待が原因だろうか」と思って、ネットを調べたら案の定、実父から性的虐待を受けていた内容がTwitterに書かれていた:

浄化されたい浄化されなきゃ汚い体置いてかなきゃ!!!!!

— minmin (@KkKk_____Mm) July 27, 2019

お前が出会い系アプリをたくさん登録してたことも、娘が寝てると思い込んで胸とか尻とか揉んだりキスしたりしてたの知ってるんだからな!!!!!キモいキモいキモいキモいあキモい

— minmin (@KkKk_____Mm) August 21, 2019

誰が育てたと思ってるんだっ!って言いながら尻触るの辞めてくれませんか?医者に売ってやる

— minmin (@KkKk_____Mm) September 12, 2019

生まれながらに顔がよく生まれたかったですもっとマシな家庭環境欲しかったもっといい環境で成長したかった

— minmin (@KkKk_____Mm) September 12, 2019

おかえりときこえりゃ僕は絶望

— minmin (@KkKk_____Mm) September 12, 2019

 

女子高生が配信した動画から「横浜雙葉高校」に所属していたことが有力のようだ。

 

なぜ、ここまで情報が出揃っているのに、彼女の父親を特定して速やかに事情聴取・逮捕しないのか、不思議でたまらない。

 

父親は地位や名誉のある立場か何かで、国家権力に守られてるのだろうか。

 

番犬のサボりなら通常営業か。

 

これほど腐り切った世の中を拒絶した女子高生は立派だと言える。

 

彼女の置かれた立場で絶望しないほうが可笑しい。

 

自殺をするには勇気も相当必要だったはず。

 

これ以上、自分自身を苦しみに晒さないため、自分を守るための最終手段だったのだろう。

 

彼女の命も自殺行為も無駄ではない。彼女の苦しみに共感する私はその想いを伝える。

 

閲覧注意:実際の自殺配信動画

 

上記で女子学生の言動を肯定はしたが、必ずしも万人に自殺を推奨しているわけではない。「自殺以外にも魂を労わる方法はある」と仮定して私は実験的に生きている。命を落としかけた時にそう感じた。

 

実はこの事件は度々、私の脳裏をかすめていた。私自身も幼児期から実父の強制ワイセツを受け始め、複雑性心的外傷後ストレス障害(C-PTSD複雑性PTSD)を30年以上患い、現在は月経前増悪(PME)も併発している。なのでこういうニュースは自分と重なる部分があり、鬱症状が増悪したりして日常生活に支障をきたしやすい。そのためなかなか向きあうことができなかった。

 

しかし今こうやって向き合えているのは、私が以前よりも心身ともに回復しているという証だと解釈している。

 

実験はつづく。

 

 

追伸:私にも自殺願望が降りてきた

 

きっかけは「8歳の息子に強制性交等を犯した母親の想い」が語られた動画を観て、まるで自分自身を観ているように酷く共感したと同時に、絶望感に苛まれたからだ。

 

それからは「安楽死」に向けて準備をしている。長い道のりになりそうだが、その理由と方法については「私が障害年金を検討しているワケ」で触れている。