「やめて」・にげて・はなして。身内から子どもへの性犯罪:被害者から加害者になった私・犯免狂子が精神治療から学んだこと

4歳から父の猥褻・母の体罰が「愛情表現」と教わり、混乱の吐口としてきょうだいに性的・精神的な加害をしていことを治療中に自覚。3つの気づき:①家庭内で子どもへの性犯罪が、加害者の「無自覚」のうちに起きている。②性被害を否定することは、自己防衛本能が正常に作用しているからだが、否定し続けても苦しみは増す一方である。③被害を認めて精神治療を初めないと、被害者も「無自覚」のうちに自他を傷つけ加害者になってしまう可能性が高い。精神疾患「複雑性心的外傷後ストレス障害(C-PTSD)」歴35年以上。

【14】実父から受けた性的虐待の例

時系列順

 

0歳。私の尻や陰部の写真を撮ってアルバムに貼った。

 

推定4歳、就寝中に陰部を触られ、逃げた。

翌朝、母親から「お父さんがめごめごしてくれたんだって?良かったね」と言われた。

 

トイレには猥褻雑誌が常に置いてあった。

 

両親の寝室には猥褻ビデオが山積みになっていた。

 

クローゼットの中には猥褻雑誌が山積みになっていた。お仕置きとして、その中に閉じ込められたことがある。

 

膝をくすぐるように触ってきた。気持ち悪かった。

 

小学生高学年の頃。ノースリーブの裾から胸を覗かれていた。母親が父親を叱ったため、気づいた。

 

猥褻な文が書かれてある原稿用紙を私が見えるところにも置いてあった。

 

毎日、風呂に入る前にいつも全裸で私の部屋の前を通った。

 

10代後半。私の部屋のドアをノックもせずに勝手に開けて、無言で覗いて、そのまま立ち去った。

 

20代後半。突然、神保町のアダルト媒体専門店に連れて行かれた。

 

SNSアプリLinkedinで、父親から申請が届いていた。父親の職業欄には「官能小説家」と書かれていた。

 

30代前半。水泳中の私の尻だけの写真を撮られた。それを私に見られると「あ、いけない」と言って隠そうとした。

 

などなど

 

「児童期性的虐待の規準」の重度1以外の2~4に全て当てはまる。