「やめて」・逃げて・話して。

料理上手だけど罵倒や体罰もしてきた母の如く、恋人を精神的に追い詰めてしまう度、根深い憎悪、自己嫌悪、人間不信を自覚。古今東西の精神治療を試す中、4歳以前から始まった父の性加害とそれらによる解離症などCPTSDの無数のトラウマ症状が発覚。自らのトラウマ治療の一環と、児童性虐待予防・啓発のために、両親と対峙・起訴への経緯を自伝『犯免狂子』で更新中✒︎私みたいに人生が狂いませんよう🧠⚡️❤️‍🩹⚖️

【15】啓蟄の フレジエ・ジャポネ あまおうや

f:id:twilighthues:20220306175403j:imageタカノフルーツパーラーの「あまおうフレーズ」はその名の通り、福岡県のブランド苺あまおうを存分に味わえるショートケーキ。同店の定番「ストロベリーショートケーキ」と比較すると、同じ「フレジエ・ジャポネ」であっても、食感が大きく異なることがわかった。

f:id:twilighthues:20220306165312j:imagef:id:twilighthues:20220306165326j:imageSHINJUKU TOKYO SINCE 1885。つまり137年前の明治18年創業。

f:id:twilighthues:20220306165332j:image新宿高野のウェブサイトには「初代髙野吉太郎が現在の新宿駅ビルあたりに、繭仲買・中古道具を本業とし、果実を副業とする商店を創業。」と記載されている。もともとは副業だったというところがまた興味深い。

f:id:twilighthues:20220306165338j:image重みで大粒なあまおうがフロスティング上でスライディング。

f:id:twilighthues:20220306165346j:imagef:id:twilighthues:20220306165354j:imagef:id:twilighthues:20220306165400j:image大粒のあまおう。フロスティングが少々乱れてしまったのはご愛嬌。

f:id:twilighthues:20220306165423j:imageコルセットのようにケーキの形をキープする、厚みのあるフィルム。

f:id:twilighthues:20220306165430j:image頑丈なフィルムなしでは、苺を支えるのに心もとなさそう。

f:id:twilighthues:20220306165448j:image一口目。角から食べようとすると、苺が入っていない部分に当たる。

f:id:twilighthues:20220306165454j:image側面にフォークを入れると、苺も一緒にいただける。柔らかくみずみずしいあまおう。フレジエのように縦にカットされるため、果実の存在感を前面に押し出す。

f:id:twilighthues:20220306165506j:image四方の角では、苺に当たらない。

f:id:twilighthues:20220306165514j:image苺が恋しくなって側面をいただく。

f:id:twilighthues:20220306165523j:image角だけでなく、中央の部分も苺がない。

f:id:twilighthues:20220306165534j:image中間層の苺も大きく、縦にカットされている分、主張が強い。

f:id:twilighthues:20220306165542j:image苺入りの部分と、苺なしの部分はだいたい半々。交互に食べるとバランスがいいかもしれない。

f:id:twilighthues:20220306165546j:imageトッピングの大粒あまおうの美しいフォルム。

f:id:twilighthues:20220306165549j:image最後の一口。f:id:twilighthues:20220306165551j:imageごちそうさまでした。

 

「あまおうフレーズ」はあまおうの甘さとみずみずしさを感じるためのショートケーキという印象。

 

同店の定番「ストロベリーショートケーキ」は、どこからフォークを入れても苺・クリーム・スポンジを一口で味わえ、素材の比率と口溶け感が絶妙。「ショートケーキ」そのものを美味しく食べるために設計されている。

 

どちらが好みかは人それぞれだが、私は後者の方が好み。値段は、あまおうフレーズの方が数百円高価だけど、高いからより美味しく感じるとは限らないところが面白い。同じ店の商品を試すことで、自分の好みをより深掘りできて、楽しい。

 

7月になったら、マスクメロンのショートケーキも食べようと、今から狙っている。火照った体にメロンと生クリームが涼めてくれることをイメージしながら。