「やめて」・にげて・はなして。身内から子どもへの性犯罪:被害者から加害者になった私・犯免狂子が精神治療から学んだこと

4歳から父の猥褻・母の体罰が「愛情表現」と教わり、混乱の吐口としてきょうだいに性的・精神的な加害をしていことを治療中に自覚。3つの気づき:①家庭内で子どもへの性犯罪が、加害者の「無自覚」のうちに起きている。②性被害を否定することは、自己防衛本能が正常に作用しているからだが、否定し続けても苦しみは増す一方である。③被害を認めて精神治療を初めないと、被害者も「無自覚」のうちに自他を傷つけ加害者になってしまう可能性が高い。精神疾患「複雑性心的外傷後ストレス障害(C-PTSD)」歴35年以上。

♡満喫す 苺の走り 名残まで 

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苺が出回る旬の期間(1月から5月くらいまで)、ショートケーキを自分専用に持ち帰って、食べることを習慣にしている私の食レポ

「苺ショートケーキひとつ買い」の醍醐味

〈好みの味〉である。

「苺」「生クリーム」「スポンジ」の三役が絶妙な比率で巡り合わさり、口内に溶け込む瞬間に得られる多幸感はショートケーキ好きにはたまらない。

〈贅沢な嗜好品〉である。

生きていくために〝必要不可欠なものではない〟からこそ、それを日常でいただくことは贅沢極まりない。「ショートケーキ」というと誕生日に母親が年に一度作ってくれ、それを横で手伝った思い出がある。〝誕生日という特別な日にだけ食べる特別な食べ物〟だった。本当は、誕生日でなくても食べたい時に食べてもいいのだということは、親元を離れて18年後、ごく最近知った。

〈好きなタイミング〉で頂ける。

誕生日(自分のであれ、他人のであれ)や祝日など特別な日に意気込んで食べるのではなく、「今は苺が旬だから」「気になるショートケーキがあるから」というだけの理由で食べることは、他の食べ物では気軽にやっている。なのに、ショートケーキだけそれができないとしたら、それは可笑しい。「今、食べたい」という以外の理由に縛られず自由にいただけることは、幸せなことだ。

〈希少価値〉銘店による旬の味覚。

苺ショートケーキは定番中の定番なケーキであるだけに年中買えるかもしれない。でも、せっかく美味しく頂くなら主役である苺が出回る時期を狙って旬の味覚を堪能し、名残が終わる頃にはいさぎよく食べおさめをしたいものだ。

また「食べられれば何でもいい」わけでは決してない。完成度を極めた一握りのショートケーキにありつくには、計画性とフットワークが必要。時間と労力に見合うと確信できなければ身体はなかなか動いてくれない。至高のショートケーキを作ってくださる側と食べさせていただく側の持ちつ持たれつの関係を大切にしたい。

コスパ〉最強。

コスパとは、単なる値段の高さ低さでは語れず、「価値」を表す言葉だ。

一流の苺ショートケーキ1ピースの相場が約700円くらいだとする。私の肌感だと、だいたい500円以上であっても1000円することは滅多にない。

しかし外食する時、500~1000円の定食で満足いくことは稀だ。

また焼き菓子や揚げ菓子などは1ピースの値段が比較的に安価だけど、満足度は生菓子の足元にも及ばないと感じている。

一流のショートケーキを1000円以下の価格で得られる満足度を、他の食べ物で得られる満足度を比較すると、いかにコスパの良い食べものかと毎度、思い知らされる。

〈購入できる〉こと自体プライスレス。

生クリームは余裕で作れるし、苺も手に入る。オーブンがなくても、炊飯器やフライパンでスポンジ生地が作れるのかもしれないけど、お菓子作りは経験不足な私。歳月を重ねて腕を磨かれたパテシエの努力の結晶をいただけることは有難い。

実際に食べたくても営業時間が短くてなかなか食べれない名店も存在する。

いずれ自分でも作れるようになるためにも、できる限り一流の味を舌に覚えさせられていることに喜びを感じる。

 

「ストロベリーショートケーキ」タカノフルーツパーラー(1885)

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「ザ・ショートケーキ」アンリ・シャルパンティエ(1969)

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「イチゴのショートケーキ」ラ・プティット・シュルプリーズ

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「苺ショートケーキ」京橋千疋屋(1881)

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「ガトーフレーズ」アテスウェイ(2001)

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「フレジエ」リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー(2013)

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「あまおうフレーズ」タカノフルーツパーラー

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「シャンティフレーズ」エーグル・ドゥース

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予定:

*パティスリー・アサコ・イワヤナギ(等々力)水・木・金(11時〜)

デパ地下などでケーキを手軽に購入できるのはもちろん有難いけど、パティシエが現場で作っている臨場感を味わえることは格別な体験。

Tastemade JapanによるYoutube動画 「【Innovators】- PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI 岩柳麻子氏 」でパティシエの哲学を知り、「行かなくては」という気持ちがより一層強まった。

ケーキ作りの際に、素手で作っているのも好印象だった。最近の流行なのか、寿司もケーキもゴム手袋をはめて作っている現場を見ることが多く、その都度、気持ちが沈む。

手袋をはめてモノ作りすると、手先が鈍感になってしまう。手を洗う頻度も減る。手袋をしたまま飾り付けしたかと思えば、そのまま道具や台付近を触る。そんな不衛生な現場が増えている。

こちらは、素手でケーキを作られていて、安心した。

*パティスリーSATSUKI(永田町)無休

駆け出しの今の私には平均価格の「ストロベリーショートケーキ」でも十分満足できるだろうが、1ピース3000円以上する超高級「エキスラスーパーショートケーキ」は、都内の著名なショートケーキを食べ尽くし、味覚を育て上げた暁に辿り着きたい登竜門のような存在。

「どこがスーパーなのか」という説明はパティシエ鈴木薫氏のインタビュー記事で詳しく書かれている。

*フレンチパウンドハウス(巣鴨

断面から、苺とクリームとスポンジの一体感が想像でき、私の好みのショートケーキである可能性が高いと見ている。

*Tea&Cake Grace(西荻窪

万華鏡を彷彿とさせる苺のデコレーションが煌びやかなこと。1ピースは比較的に薄めに見えるが、それをカバーするほど味覚で満足感が得られればと願っている。

*パティスリー・パリ・セヴェイユ自由ヶ丘)月・火(11時〜)

不定休:3月10(木)、17(木)、23(水)、24(水)、31(木)

https://www.instagram.com/paris_seveille/

*パティスリー・イデミスギノ (京橋)火・水・木・金(11時〜)

機会があれば:

*パティスリーカーヴァンソン(飯田橋)ほぼ休業

以前から、そして今も、一番食べたい苺のショートケーキのひとつがここにある。だって苺と生クリームの層が三段もあるんだもん。一層でも十分美味しくいただけるし、層が多くなればそれだけ食べにくいという難点もあるでしょう。それでもこの断面に萌えないショートケーキ好きはいないだろう。ショートケーキ好きとしての経験値を積むためには避けて通れない。でも完全予約制なうえ、イベント以外ではほとんど営業していない幻の名店なのよね。星の巡り合わせのよい日を待つのみ。http://www.k-vincent.com/online.html

*パティスリー・リョーコ(高輪台

百名店で2022年ブロンズ受賞店。完全予約制で、難易度高い。金〜日:11時〜