『きんしんかん:性加害のニワトリとたまご』

ある本がきっかけで、逃げるように東京に移住した日系アメリカ人の斎氣心。初めて心を開ける人に出逢うも、彼にDVをしてしまう。確執が長年ある母親のような自分に絶望した。原因は、母の「躾(暴力)」と女性ホルモンだと考え、低容量ピルYAZを服用したが、副作用で臨死した。古今東西の代替医療による精神治療を試行錯誤する中、幼児期に父親から受け始めた猥褻を自覚する。それでも問題が雪だるま化するため、両親に虐待の事実を問いただした。しかし己の被害を自他に明示できた瞬間、自分もきょうだいに性的加害をしていた記憶が蘇り...

【8】春分の シャンティフレーズ  目白駅

目白駅が最寄りで新宿区下落合にある銘店パティスリー「エーグル・ドゥース 」の「シャンティフレーズ」を頂いた。一口目から、そのしっとり感に驚かされた。苺もさることながら、スポンジがみずみずしいのだ。

よく見ると、スポンジの片面と生クリームの間に薄いピンク色の層がある。苺のシロップをスポンジに含ませているようだ。

衝撃的なしっとり感とのバランスを図るかのように、日本のショートケーキにしては比較的に濃厚な生クリームが使用されている。

フロスティングのクリームが特にリッチに感じた。中間層のクリームは若干軽めに感じたが、どこからフォークを入れても必ず当たる苺スライスの密度がそのような錯覚を覚えさせただけかもしれない。細部に注意を払うエーグルドゥースなら、二種類の生クリームを使い分けていたとしても不思議ではないが、実際はどうなんだろう。

 

実は今回、ケーキ箱をひっくり返してしまったので、シャンティフレーズの写真が限られているのが残念。撮影のためにもシャンティフレーズをまた買いに行こうと思う。f:id:twilighthues:20220325150234j:image

 

エーグルドゥースと言えば、数年前はあった「ショコラドランジュ」のムースが絶品だった。その美味しさは今も鮮明に覚えている。ムースの中にオレンジのソースが隠れていて、酸味とカカオの苦味と甘味のバランスが絶妙で、最高に美味しかった。今回、店員さんに聞いたら、ここ数年はやっていないそうで、とても残念だ。あの味をもう一度味わいたい。