近親姦 INCEST

一加害者の心 in Japan and Beyond

【1】〔祝〕生理。初日のできごと

f:id:twilighthues:20211110115113j:image朝から下腹部に若干のダルさがあり、月の使いが予定通りやってくる気配を感じていた。

でも今日は大切な人に誕生日プレゼントを渡すため、何があっても出かける、と決めていたので、気合をいれつつ、ベッドで自己受容についての音声配信を聴きながらうたた寝……。出発時間に起きて着替えると、案の定、下着の一部が茶色く染まっていた。血液が付着してしまうのを避けるために水で揉んで手洗いした。

そして新しい下着にパンティライナーを貼り、月経カップを膣に装着。

プレゼントを持って地下鉄を乗り継ぎ、都心にあるタワマンへ。バースデイボーイは、リモートワークで忙しそうだった。いつもご馳走になっているので、東京では売っていない福井県産の鯖寿司と穴子の押し寿司を渡せて良かった。喜んでくれるといいな。いや喜んでくれるに違いない。なんと言っても私の"推し"の押し寿司なんだから。とにかく感想を聞くのが楽しみだ。

せっかく遠出したのだから、トンボ帰りも味気ない。『孤独のグルメ』状態になり、胃袋に聴いた。私は今、何が食べたい気分?

井の頭ゴローのように、行き当たりばったりで毎回美味しい店に当たるには、修行が足りない私。Googleマップに予め保存していた店や、食べログランキングや百名店をよく参考にする。外れくじを引いたら一日が台無しになってしまうから、そりゃあ慎重にもなる。

私はいつだって和食な気分。だけど和食のランチでリピートしたくなった経験は少ない。

なぜかカレーの方が満足行く確率が高いから、無難な選択となる。カレーと言っても日本風や西洋風のカレーではなく、南インドスリランカのカレーのようなスパイスが効いてサラサラなルーが私は好き。日本では大阪発祥のいわゆる「スパイスカレー」派。ここ数年は東京でもスパイスカレー店が増えてきているので嬉しい傾向だ。

以前、武蔵小山〜西小山でロケハンしていた時にGoogleマップで目に入った店を思い出した。目黒にあるスパイスカレー店。写真に映ったカレーは色鮮やかで、私が好きそうなオーラを放っていた。電車で一本で行ける場所にあるので、今日はそこに決定。

あいがけ2種、1500円を注文。大阪のスパイスカレー事情との違いは、大阪では千円払ったら、だいたいお釣りが返ってくるけど、東京は千円で食べれるところは限られる。

味は、よかった。カレーのルーより、副菜の美味しさが印象的だった。特に大根のアチャールと玉ねぎのサンバルサンバルとキャベツのなんとか。

でもクオリティと値段を総合的に考えると「高い」と思わざるを得ない。東京でも千円以内で食べれる、もっと美味しいカレーが何軒か浮かんでしまう。

味は、新大阪にあるワンコインのダルバートの足元にも及ばないのに、値段は3倍。そう考えるとコスパは悪い。ある程度美味しくても目黒というロケーション代がそう感じさせるのだろう。

あれ、どんどん評価が下がってしまっている。正直な感想を書いていたら、こうなっただけなんだけど……。

そうか、わかった。

目黒はきっとカレーをわざわざ食べに行く場所ではないんだ。目黒にしかない老舗や名店へ行く必要があったんだ。私の無難なチョイスが甘かっただけで、カレー屋にはなんの罪もない。

そもそも私は和食な気分だったんだから、和食を探すのが筋だろう。和食目当てなら銀座や浅草に行くのも手だったはず。

あれこれ考えているうちに、アフターヌーンティーとケーキな気分になった。けど、もう今日は無駄に動かず、早く家に帰って、体調が回復した時に行きたい和食料理店の下調べをした方が良さそうだと思い、帰宅することにした。

教訓。私はもっと自分の心と体の声を聞いた方がいい。

今日のところは、月経中の心も体も家で一日中ゴロゴロしたかったにも関わらず、大切な人の誕生日を祝うために外出して、結果的にプレゼントを喜んでもらえたから、よしとしよう。