「やめて」・にげて・はなして。身内から子どもへの性犯罪:被害者から加害者になった私・犯免狂子が精神治療から学んだこと

4歳から父の猥褻・母の体罰が「愛情表現」と教わり、混乱の吐口としてきょうだいに性的・精神的な加害をしていことを治療中に自覚。3つの気づき:①家庭内で子どもへの性犯罪が、加害者の「無自覚」のうちに起きている。②性被害を否定することは、自己防衛本能が正常に作用しているからだが、否定し続けても苦しみは増す一方である。③被害を認めて精神治療を初めないと、被害者も「無自覚」のうちに自他を傷つけ加害者になってしまう可能性が高い。精神疾患「複雑性心的外傷後ストレス障害(C-PTSD)」歴35年以上。

21 人の痛みがわかりすぎるほど苦しみたくないけど、人の痛みがわからないほどは幸せになりたくない

今朝は、YouTuberで今一番人気という男性仲良しグループのリーダーのインタビュー動画を観て、複雑な気持ちになった。

 

彼らは自信に満ち溢れていて、楽しいと思うことをやっていて、仲間と共に大成功しているという話を聞いて、単純にすごいな〜と感心する。

 

年は私よりくらい10歳下で、新しい世代。動画をチラッと拝見したら、仲間からの手紙を読んで号泣するリーダー。一昔前の男たちは「男は泣くな」と教育されてきたのに、いつの間にかジェンダーの壁を軽々と超えている。女性と男性の視聴者の割合も5:5というのもうなづける気がする。もちろん、古い世代が口を酸っぱくして「男女平等」というスローガンを掲げて土台を作ってきたことも無駄ではなかったということだろう。

 

私は色々な理由で、世の中で輝く選択肢を失った存在だ。闇の世界に存在する人間だから、日の目を見ることはないだろう。星の輝きを見るために闇があるように、自分を闇として肯定していくしかない。

 

私には閉ざされた道も、新しい世代の子たちにはその道が開かられるかもしれない。そのことを希望として、私は残りの人生を使う。

 

ということは私も古い世代から見たら、羨ましいほどに恵まれているのだろうか?そういう部分もあるだろう。だって私は戦争の時代を知らない。空腹を感じたことがない。昔よりは男尊女卑が改善している。

 

彼が言っていた。

「あなたは僕と話すのが幸せなんでしょ」と。

確かに、そうだ。

私は普段、人に自分のことをあまり話さない。

話したいと思える相手があまりいない。

彼曰く「不幸な人って幸せじゃないのではなくて幸せに気づかないんだ」と。

確かに、私は幸せに気づいていないことも多いのかもしれない。

ただこうとも言える「幸せを感じるのが怖い」

幸せを感じ、その後に絶望したら、幸せを感じた分だけ悲しいから。

だから常に疑う。

疑っていれば、裏切られた時に傷つくのを軽減できるから。

 

やっぱり、私は根が腐っているのかな。

 

腐っていたとしても

私には、彼氏がいる。

それだけでも幸せだ。

 

彼の声を聞くと、そう思えることもある。