「やめて」・にげて・はなして。身内から子どもへの性犯罪:被害者から加害者になった私・犯免狂子が精神治療から学んだこと

4歳から父の猥褻・母の体罰が「愛情表現」と教わり、混乱の吐口としてきょうだいに性的・精神的な加害をしていことを治療中に自覚。3つの気づき:①家庭内で子どもへの性犯罪が、加害者の「無自覚」のうちに起きている。②性被害を否定することは、自己防衛本能が正常に作用しているからだが、否定し続けても苦しみは増す一方である。③被害を認めて精神治療を初めないと、被害者も「無自覚」のうちに自他を傷つけ加害者になってしまう可能性が高い。精神疾患「複雑性心的外傷後ストレス障害(C-PTSD)」歴35年以上。

【11】できたこと・感じたこと

夜、『一人前食堂』というYouTubeチャンネルにどハマりした。たまたま雑煮の作り方を復習していたら、関連動画でたどり着いた。初めて観たのは、炊飯器でいっぺんに五品作って食べる動画。これは私にとって、かなり画期的だった。

 

料理が上手な人は単時間でささっと何品も作っちゃうイメージだったけど、この動画からはその極みのようなものを感じた。

 

炊飯器で、炊き込みご飯、じゃがいものおかず、ササミの和物、ホイル蒸し、ピーマンのお浸しを作ってしまっていた。すごい。料理は手間をかけるのも大事だけど、どれほど手を抜くかも同じくらい大事と言うことが伝わってきた。

 

野菜の切り方にも無駄が無く、参考になった。大好きなネギも斜めに刈り込みを入れてから切るとみじん切りが簡単にできると知り、早速やってみたくなった。キャベツや白菜、大根丸々一個で何品も作っちゃう動画も、野菜の部位によって適した料理法をしていて参考になった。

 

生のまま味付けして、冷凍して、チンする作り置きレシピの数々にも目を見張るものがあった。

 

私は冷凍もレンジも、必要最低限にしていたが、もっと積極的にした方がいいのではないかと思い直した。同じ手抜き料理でも、外食するより、インスタントカレーを食べるよりも、健康的に見えたから。

 

料理は火を入れた方が美味しいという話を聞くし、それは一理あると思うが、食事は日々のこと。疲れていても、生理の時も、食べるけど、料理って体力も気力も使う。元気な時に元気じゃない時の分まで作っておけば、身も心も安心。

 

飲食店は基本的に私の身体を一番を想うより、利益を一番に考えなくてはならない性質がある。それは仕方のないこと。

 

だから自分の身体を一番よい状態に保つためにはある程度は自分で管理しなくてはならない。やっぱり、自炊がメインで、外食で補うスタンスは大切。

 

それにしても自炊や作り置きは面倒だと思っていたけど、一人前食堂の作り置きレシピを参考にしたら、火を入れなくてもいい分、ハードルが大幅に減った。

 

自家製スイーツもいろいろ、真似したくなった。バスクチーズやクッキー、パンケーキ、フレンチトースト、全部美味しそう。

 

動画のマイさんの落ち着いた喋りもジワジワとくる。作ったものを食べるときの反応が薄めなのに(むしろグルメ番組が大袈裟すぎるのだと思う)、たまに隠しきれんばかりに味わっているところを垣間見ると、本当に美味しんだろうなと想う。

 

おかげで面倒だった自炊が楽しめそう。