1〕うつ病が理解されにくい苦悩
鬱であることを理解されにくいことが更に悩みになることが多いです。自分でさえ、鬱を押し殺していることに気づかないほどに躁的防衛反応が炸裂することがあるくらいなのです。いわゆる多重人格と言われる「解離性同一性障害(DID)」の一歩手前な感覚があります。
笑顔のうつ病はアメリカでは「High Functional Depression(日本では、「高機能型境界性パーソナリティ障害」と訳されることも多いですが、意味合い的には「社会順応型境界性パーソナリティ障害」と言うべきでしょう)」や「持続性抑うつ障害(PDD)」の別名で、慢性的に悲しみを感じ、睡眠や食欲に影響を及ぼしたり絶望や疲れを感じたり、パニック障害を起こしたり、好きだった活動に興味が持てななくなる…といった症状が現れると言います。*1